グッドスマイルカンパニー 1/8スケール PAINTED FIGURE セイバー&セイバー・モータード・キュイラッシェ



—いいだろう。燃え尽きるまで駆ってやる! 昨日の更新で薄々勘付いていた方もいらっしゃると思いますが、直球でコレやります。これで本格納庫、通算9度目のセイバー。もうそろそろ[セイバー]ってカテコリー作ったほうがいいのかなー。というわけで怒涛の枚数でモバイル殺し御免! よく考えたら「川澄綾子さんバイク」を都合3つ載せたことに(笑)。


※小さい画像はクリックすることでオリジナルの大きさが見られます。








パッケージ
 



 



およそ横36×縦28×奥18cm。税込定価13,800円もするだけあって、馬鹿デカイです。圧巻。フラットな印刷面にカラーのエンボス加工が施してあり、ゴージャス感も抜群。原型製作は河原隆幸氏。



インナー台紙。作品ロゴと英文で製品名を表記。








取扱説明書

単色刷りながら、セイバー・モータード・キュイラッシェの配置場所やセイバー、エクスカリバーの持たせ方などを明快に解説。








セイバー・モータード・キュイラッシェ

全長約29×縦12.6cm。まずはバイク本体のみを。自立が不可能なため、台座に(半ば強引に水平にして)固定した状態で撮影。意図された角度とは違う挿し方をしてるので、この固定は非推奨。ハンドルで前輪を動かすことが可能。





六面から撮影。力強いセイバー・モータード・キュイラッシェのフォルムを的確に再現。シャドウ塗装も抜群な質感を表現。



フロントカウルの紋章もタンポ印刷で再現。



前輪の可動軸。シャフトは金属製、コードもビニールチューブ(またはリード線?)が使われています。製品素材はPVC・ABSと表記されているものの、実は様々な素材が使われていて、予想以上にハイブリッドだったりします。



ハンドルより。グリップの先端はメッキ加工。



エンジン〜後方。エンジン部分の彩色は細かく、一部メッキ加工。排気筒もアイアンメッキ処理。排気筒の上にあるグリーンのパーツはクリアーです。



エンジン下部のメッシュも、精密にモールド。1/8だけに、ここまで表現が。



そのメッシュが含まれるエンジン下部。光沢が鮮やかな部分、どうも合金製のように感じられます。



左右のステップは分割されて梱包されており、ディスプレイ時に装着する仕組みに。左と右で形状が異なっているのです。



後輪シリンダーにはスプリングを使用。排気口もリアルに再現。



シートは軟質のPVCを採用。座り心地、というよりバイクモデルとしてのリアリティを追及したものと思われます。


ここまでご覧のとおり、ある意味メインであるセイバー・モータード・キュイラッシェに「バイク模型」としての拘り、追求が感じられます。これだけでも充分に凄い。








セイバー



約16.5cm(アホ毛〜足首の長さ)。『Fate/Zero』でのスーツ姿をライディングポーズにて立体化。こちらも造形、塗装ともに良好。



顔面をアップで。厳つい表情、なびいた感じの頭髪がナイス。ただ、白目のグラデ印刷、もう少し自然な感じに処理できなかったのだろうか。



セイバーの右手首は、ハンドルを握る関係上、基部がボールジョイントになっており、自在に可動。








台座

楕円形で、およそ横25.8×縦18cm。激走でクラッシュした、アスファルトの道路に作品ロゴを彫刻。








エクスカリバー

全長約15cm。おなじみセイバーの宝具。やはり質感は抜群。








セイバー&セイバー・モータード・キュイラッシェ





小説『Fate/Zero』の挿絵にてビジュアル化。セイバーの愛車、ヤマハ・VMAXが、彼女の能力に呼応して高速走行する際、一時的に変形したもの。「甲冑のようなフォルム」が特徴的。アニメ版では第二十一話でその姿を披露。変形シーンが描写されました。

なお、セイバー・モータード・キュイラッシェはグッドスマイルカンパニーが予約開始時にTVCMを流し、さらにプロモーションのため実際にVMAXを改造した1/1モデルも製作され、グッドスマイルカフェに展示(2011年12月15〜21日まで)。


これで完成です。文句なしの大ボリューム。トータルで見れば「絶品」の一言。凄い。ネット通販で値引きされた状態で買ったとはいえ、これは定価相応の完成度。








というわけで、締めは心のままに撮った画像を数枚。モノが良いから非常に絵になる!