ヴァリアブルアクションHI-SPEC ガルビオン(サーカス1)/OP変形風画像+α
およそ半年ぶりの更新となりました今回は、久々にオモチャを使ったネタ…ですが、少々変則的な構成とします。たぶん目ぼしいところでレビューやってるだろうし、枚数も恐らく地獄を見そうだし、不具合品掴まされてサポセンで交換手続きしたしで。
当初の2014年3月から遅れること2ヶ月、『超攻速ガルビオン』の主役メカ・ガルビオン(サーカス1)の可変トイがこの5月に発売されました。作品事情も相まって、変形トイとしては複雑な事情を抱えてきたガルビオンが、30年の時を経て遂にメガハウスから初のオフィシャル可変トイとして世に出たのでした。
新解釈を盛り込みながら、ロードファイター(人型)、ロートアタッカー(中間形態・本編未登場)、そして登場頻度の高かったスーパーカー形態のサーカス1へと3段変形する、当時のファンなら熱望して止まなかったこの製品。
惜しむらくは複雑極まる設計に、工場が対処しきれなかった点にあります。我が家に最初に来た個体は、左脚のエアノスルが(おそらく塗料の癒着で)開かないというエラーがあり、およそ1週間を経て代替品が到着。ただ、この代替品も腰の伸縮レールがフラフラで保持力ゼロという状態で「うーん」となった次第です。面倒だから、もうこのままにしますが。
あと、可動部以外ほぼ全塗装なため、普通の変形トイのつもりで変形やパーツの付け外しを行うと確実に塗料コスレや剥げが生じます。本体色の大半を占める、青と白を成型色にするだけでストレスは相当、軽減されるはずなんですが。
というわけで、本品を扱うには「思い入れ補正」を要する部分が多々あります。個人的には、よく出してくれたと思います。果たして、去年図面が発表されたバースト・ゼクターは陽の目を見るのか? 続報が待たれる状況にドキドキが止まりません。
参考文献・超攻速ガルビオン メモリアルアートワークス(新紀元社・刊)
- 作者: タルカス
- 出版社/メーカー: 新紀元社
- 発売日: 2013/07/25
- メディア: 大型本
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最初にも書いたとおり、変則的にOPの変形シークエンスっぽく撮った画像を「流す」感覚で連続して載せておきます。ここで強調しますが、本製品は構造上、アニメ同様の変形プロセスを踏むことはできません。あくまで、雰囲気を楽しんでいただければと思います。
↑(最重要)アニメ設定ではサーカス1の後部ハッチがガパッと開いて腕がスライドするという、OPや本編で最も印象的なシークエンスですが、本製品では「車体の下側に回す」という大胆なアレンジが施されています。したがって、画像では「この位置に腕を配したに過ぎない」ことをご承知ください。また、変形に際して手首は小型の物に差し替える必要があるため、デフォルトの手首を収納できないことも追記しておきます。あくまで雰囲気重視ってことで。
(余談)手首は平手にしてあります。変形途中、「機体を腕で持ち上げる」というのもガルビオンの「キモ」でしょう。
※脇腹のサブバーニアは、説明書では「浮遊走行形態時、ここに取り付けてください」とありますが、アニメ設定と本編では脚部エアノズル共々「出しっぱなし」が正解なようですので(箱写真でもそうなっているのです)、それに則っています。
(補足)頭の収納もアニメ設定と異なり、シャッターはダミーパーツとなっています。また、説明書ではガルビオンの頭を車体に収める時、頭部を反転させるよう指示されていますが、本来は正面のまま収納させる意図だったと思われます。
うーん、右前腕にハンドガンが装着可能だったら、第19話の「コンバットシステム装着変形」を撮っていたのに。惜しい。
・おまけ
浮遊走行形態で。本当は第4話の踏ん張りポーズを決めたかったが、可動域の関係上やむなく断念。
脚部スタビライザーフィン(足首の板)は足裏に嵌める別パーツとして処理。左右別形状ながら、嵌め方どころか存在すら説明書に書いていないという。「箱を見ながら付けて欲しい」ということらしいです。
マイクロミサイルランチャーのハッチ開閉も再現。やっぱりOP風に。
…ロードアタッカーは、バースト・ゼクターが無事に発売されたら載せる予定で。
ちなみに一度3段変形させた後、プロセスを大体覚えたので以後はサーカス1からガルビオンへ直接、変形させて遊んでました。フォルムと変形を可能な限り尊重させた、凄い設計でした。バースト・ゼクター発売の際には、製造工程に不備が生じにくいよう願いたく存じます。
2015.3/25追記・あれから1年半以上経ちましたが、出ませんねえバーストゼクター。このままフェードアウトにならなきゃいいんですが。