キャラホビ2013 C3×HOBBY(2日目/2013年9月1日) 3.その他
「今回は軽めに」。そう誓ったのは何処のどちら様だったのでしょうか。前回(http://d.hatena.ne.jp/sgt_savage/20130911/p1)、前々回(http://d.hatena.ne.jp/sgt_savage/20130910/p1)に続いて、三度目のキャラホビレポと相成りました。どうしてこうなった。今回は前2回以外の各メーカー、それと会場展示の一部をやっぱり主観でドバッと行ってみます。
当日の会場は矢尾一樹さんの軽快なトークが響き、『マジェスティックプリンス』後期OPの生唄も聴けたりと、とにかく賑やかでした。
てなわけで、三度お付き合いください。構成上あえて一部の画像上部に見出しは入れていません。あしからず。
※今回、ゴッタ煮状態で画像点数が多めになっています。ケータイでご覧の方は、色々ご注意下さい。
・リアルロボット博物館(ミュージアム)
『機動戦士ガンダム』から34年、ロボットアニメ内のメインジャンルとして定着している「リアルロボット」に焦点を合わせた特設スペース。古今東西、貴重なアレコレが展示されていましたが、その一部を掻い摘んでおきます。
入口に鎮座する1/1チェインバー(『翠星のガルガンティア』)ヘッド。ワンフェス行っていないのでウラが取れてないんですが、たぶんコレは同一品…ですよね?
『革命機ヴァルヴレイヴ』より、ヴァルヴレイヴIの大型モデルと主要キャラ4人のパネル。
『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』の主役メカ、RED FIVEの大型モデル。えーと、これ夏コミの時にTOHOブースで値段つけられていたヤツと同個体なのかな?
作品別に関連グッズ、ならびにAR台本などを展示。ここでは「ガンダム」シリーズの玩具一覧を。他作品も大体このようにまとめられ、当時の空気を感じることができました。こうして歴代ガンダムを見渡しても、時代によるコンセプトやデザイン、造形の変化がわかるのです。
『伝説巨神イデオン』。トミーの奇跡合体(右上)とバンダイの超合金魂(左上)が夢のツーショット! 技術の進歩が伺える、とても面白い比較でした。
『太陽の牙ダグラム』より、チョロQダグラム。初版は出荷時期によって左肩の「Q」マークの書体の太さに差異があり、この個体はチョロQのロゴに準じた太さのもの。
デュアルモデル 1/48ダグラム。今の目でも遜色のない、奇跡的なプロポーションは見事。力強く、かつアーマーが着脱するのだから、当時は衝撃的でした。
『超時空要塞マクロス』と『マクロス7』。とにかく、玩具のコンディションの良さに驚いた。(色調の関係で伝わりきれないのが残念至極ながら)黄変していないビッグマクロスとハイメタル ストライクバルキリーの、何たる美麗なこと! あと、手前のプラモがニチモ製というチョイスも何気に渋い。
「超時空シリーズ」から、『超時空世紀オーガス』ならびに『超時空騎団サザンクロス』。これもタカトクトイスのオーガスとナイキックが綺麗だった。『サザンクロス』のレターセットが面白い。
『聖戦士ダンバイン』。メインスポンサーのひとつ、クローバーが放送中盤で倒産するというハプニングに見舞われ、デラックスビルバイン(と、スタンダードのビルバイン)はトミーから発売されました。冷静に考えたら、『イデオン』『ダンバイン』といった、「黒富野」作品に関わってしまった玩具メーカー、それがトミーでした。
『機甲界ガリアン』はタカラ提供にもかかわらず、放送当時に同社はプラモデルにほぼ注力していました。サンセイ製「DXガリアン」は、そういった意味でレアケースな玩具。ザウエルのパイロット名「ハイ・シャルタット」表記が消された跡があるパッケージも、ちょっと深読み要素でした。というか、サンセイって『ガリアン』以外ににどんなオモチャ出してたの?
『蒼き流星SPTレイズナー』より、あそボット レイズナー。バンダイ製の完成品ディフォルメトイシリーズのひとつとして発売。「SDガンダム」が世に出て間もない時期のアイテムでしたが、このディフォルメ加減も捨てがたい。
1/72プラモデル『レイズナー』シリーズ最大の特徴、ダイキャスト製レーザードライフル。1985年当時、創刊間もないBクラブ(雑誌)が行なった読者のキットレビューによると(発売前に、当選者へサンプルキットが送られた)、レビュアーの元に届いた物はコレが入っていなかったとか。提供が間に合わなかったのか、製品も買わせようという意図だったのか。
ブース内には各作品の番宣ポスター(※複写)も。ここではあえて、『もののけ姫』への当てつけが露骨だったキャッチコピー「頼まれなくたって、生きてやる!」が鮮烈な『ブレンパワード』を抜粋。WOWOW初のオリジナルアニメであり、我が家が同局に契約するキッカケにもなりました。
・etc…
・1/12ガンダム(カップヌードルカラー)
日清食品ブースより。ガンダムカフェ1号店前に置いてあるリアルタイプカラーといい、特注カラーはどれくらい作られたんでしょうか。
・日清食品 歴代特製マスターグレード
ガンダム2種はVer.OYW 0079、ザクはシャア専用ザクVer.2.0の成型色変更品。
ここで、先月締め切られた「カップヌードルカレーオリジナル版」を単独で。オリエンタルな雰囲気抜群。
・巨大ビグ・ザム
ジオン脅威のメカニズムを続々豆腐化していった相模屋ブースにて。流石にバルーン製でしたが、「やらせはせんぞ!」的なド迫力で、思わずピンボケ。
ミハルの無念がそうさせたのか、相模屋が展示していた「ミハルのミサイル鍋」(ズゴックとうふの容器2個が芸コマ!)もピンボケに。お前みたいな子は、もう出させないからな!
・1/24 テスタロッサ(プラキット)
ボークスは創立40周年と、『装甲騎兵ボトムズ』30周年を兼ねてキット化企画が進行中。ここでは『青の騎士ベルゼルガ物語』のAT、テスタロッサのリファイン画稿(見づらくてゴメン)を。1/24スケールだから、結構なボリュームになりそう。
試作品も展示。降着ポーズへの変形も可能らしい。
やはりボークスより、当日版権のV2ガンダム。カラーレジン成型によって、仮組み状態でここまでカラーリングを再現。
何処で見かけたか忘れましたが、『マジェスティックプリンス』の広告。気づけばもう終盤だあ。
・ヴァリアブルアクションHi-SPEC ガルビオン(サーカス1)(手前)、ヴァリアブルアクションHi-SPEC クイーンサイダロン(後方)
個人的な大本命。メガハウスブースより。ワンフェスで展示されたという、ガルビオンとサーカス1の形状検討用と思しき試作品とは別物で、関節が仕込まれビス穴まで開いているので、おそらく機構検証用の試作品でしょう。
作品人気に反して、『超攻速ガルビオン』はオフィシャルとしての玩具が放送当時に一切発売されていないという*1不遇なポジションにあり、マスプロ品かつオフィシャルなガルビオンの可変トイは、長年渇望されてきたのです。というわけで、発売時期が未だ確定せぬまま続報が待たれる状況。このペースだと、30周年の「2014年はこれで決まり」か!?
クイーンサイダロン(『NG騎士ラムネ&40』)は単体で撮りませんでした。スミマセン。
大事なことなので二度。キャラホビ直後Twitterで貼ったガルビオンのアップと、変形プロセスをコマ送りでリピート再生されたモニターもここに再録! サーカス1(車)→ロードアタッカー(画像の中間形態)→ロードファイター(人型)の複雑極まる三段変形を再現。コンバットシステムは展示されていなかったものの、ムック「超攻速ガルビオン メモリアルアートワークス」(新紀元社・刊)に掲載された開発用図面では描かれております。ロードアタッカーに変形できるんだったら、バースト・ゼクターも発売してロードファイヤーまで再現可能にして欲しいところ。
・ヴァリアブルアクション RED FIVE
リアルロボット博物館にひょっこりと試作品が。途中から親会社のバンダイ(と、バンダイナムコゲームス)が提供に加わったのに*2何ら動きが見られないため、ここは製品化実現を望みたい。
・『宇宙戦艦ヤマト2199』ギャル関連
再びメガハウスブース。この3回、『ヤマト2199』が必ず付きまとってる。ヒルデたんは通販限定(締切済)です。
・『宇宙戦艦ヤマト2199』沖田十三
『ヤマト』といったらこのお方、沖田十三も堂々の製品化決定! 艦長(※発音に注意)は一家にお一人迎え入れたいところ。あと、「沖田艦長の家族写真」もナイス。
・ヴァリアブルアクション スーパーアスラーダ
メガハウスのビックリさん。『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』より。変形ギミックの有無は試作品からは読み取れず。続報が待たれます。
・新世紀GPXサイバーフォーミュラ マシンコレクション(仮)
試作品を公開。せめて、放送当時タカラが為しえなかった、TVシリーズの全マシンは網羅願えると嬉しい。
製品開発の参考資料にしたのか、懐かしのラポートDXが添えられていました。「新世紀GPX」を「フューチャー・グランプリ」とソラで言える人、今の世代では殆どいなさそうで…。
・ヴァリアブルアクション ハービザン
『魔動王グランゾート』から。ワイバーストに続く、第二の邪動王。このままヒドラムまで発売されるのを祈りたい。ジャハラドクシード!
・セイカノートブースの外壁
「ガンダム」関連ノートを多数販売。ここでは外壁で拡大展示された代表的な2冊から。
販売品の中で個人的なバカ受け賞は「最後の戦い名言学習帳」。劇場版『00』がモチーフで表紙は刹那、「人類の存亡を賭けた対話の始まり!」というアオリ文で目一杯危機感を煽っていました。人類の存亡を賭けてまで勉強したくないです。
・BIGサイズウルトラソフビシリーズ
プレックスより。「キングザウルスシリーズ」時期の店頭ディスプレイ巨大ソフビを髣髴させる(1mくらいあったかな?)、レトロ風味の造形。こちらはウルトラマン。
どくろ怪獣レッドキング。やはり、キングザウルス風の造形でレトロ塗装に。マルブルどころか、今の時世だと旧ポピーや初期ウルトラ怪獣シリーズも「レトロ」に属してしまうんですね、たぶん。
・1/8 デート・ア・ライブ 夜刀神十香
ファットカンパニーより発売予定。良く出来ているが、AGP折紙と並べられるサイズの物も何処かのメーカーで出して欲しい。
・1/8 ダンガンロンパ The Animation 霧切響子
これもファットカンパニー製品。手前のモノクマが色々ずるい。
・ねんどろいど ダンガンロンパ各種
モノクマの再版に続き、モノミ、そしてアニメ版権で苗木誠も発売予定。「それは違うよ!」(論破)。
・1/8 ソードアート・オンライン アスナ
血盟騎士団Ver.として、予約が始まったばかりの製品のひとつ。躍動感溢れるポーズが心地いい。
・1/8 劇場版魔法少女まどか☆マギカ 鹿目まどか
蒼樹うめ先生による、劇場版のキービジュアルを立体化。これ、ちゃんと5人出るのか大変気になる。さやかはTV版のマイナーチェンジ版もあったし…。
・ねんどろいど 戦姫絶唱シンフォギア 雪音クリス
あー、またピンボケだ。これも予約が始まったばかり。figmaでは出ないんですか?(血涙)
・ねんどろいど とある科学の超電磁砲S 白井黒子
ジャッジメントですの! 美琴の良き後輩にしてルームメイトもようやく発売。やはり予約が始まりました。
・ねんどろいど ローゼンメイデン 真紅 薔薇乙女セット(手前)、同 Fate/stay night セイバーオルタ スーパームーバブル・エディション
記事作成がモタモタしているうちに真紅の予約も始まってましたとさ。オレのデジカメが反射されているが、気にしないで欲しい。
前回の一番くじにも言えるが、『ローゼンメイデン』って意外と女の子ウケも良いことを知って少々驚く。
セイバーオルタはフル可動仕様でリニューアル。対戦相手が欲しいところ。
・ねんどろいど 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 黒木智子
もこっち驚愕の製品化。サフ吹き状態とはいえ、いっそ本編の描写を逆手に取って、この色で売るのも手では(笑)。
以上、グッドスマイルカンパニー製品。
・ダグラム(プラスチックキット)
やまだたかひろ氏によるリファイン画稿を基に、コンバットアーマーがマックスファクトリーよりキット化予定。おそらく手前が塗装サンプル、奥の2体が未塗装品ではないかと。他、ラウンドフェイサーやブロックヘッドも展示されてました。
・figma ガールズ&パンツァー関連
ワンフェスでも展示されたという、figma合わせのIV号戦車。およそ1/12スケールかな? 戦艦マキシマスに匹敵するサイズだったから、流石にこれは販売しないと思いたいが…。
砲塔周辺をアップで。あんこうチーム5人は時期を明記していないものの、発売を予定。こっちはちゃんと5人か。同じfigmaでも、頭部コンパチで済まされたキャラもあるというのに…!
・figmaプラス/学校1
通学路と教室のジオラマ。通学路はまだしも、教室って実は意外と使えるキャラが限られるかも。以上がマックスファクトリー。
・ランボルギーニ カウンタック LP400
スーパーカーブームの牽引役、象徴ともいうべき名車をグッドスマイルレーシングがビッグスケールで製品化! 真の意味で「大人のホビー」だよなあ。「赤」と「黄」というのも「解っている」。
・歴代ミニ四駆サンプル
タミヤブースより。これらは車名の修正跡から察するに、タミヤ本社1Fに常設されているものを一部、パネルごと持ってきたのでしょう。静岡ホビーショーでタミヤ本社が一般オープンされる時、訪れる度に「ミニ四駆の標本」などと呼んでましたが(笑)。
・(たぶんキャラモードのブース)とある科学の超電磁砲S 御坂美琴 等身大パネル
「常盤台中学 生徒手帳風 iPhone 5カバー」の告知つき。
・ガンダムビルドファイターズ外伝告知
ホビージャパンのブースから。HJ11月号より連載開始との旨。
・謎シルエットとレッドフレーム新装備
『アストレイ』ブースにて。ブルーフレームもあったらしいが、無念にも見逃しました。
・シャア専用オーリス
「ジオニックトヨタ」として大々的にアピール。行列待機スペースでは、公式ガイドブックと同様に毎日新聞の(!)車両特集号が「ご自由にお取り下さい」状態でした。
ルーフ後方には、シャア専用MSを連想させるブレードアンテナが。「角つければ何でもシャア専用というのはおかしい」という、エライ方のお言葉がふと脳裏に。
キャラホビのチケット裏面にも、こんな「仕込み」が!
・(ブース失念)犬とハサミは使いよう関連
物騒なものが並んでるなあ。描かれているサインは出演声優さんのもの?
・ウルトラセブン 遊戯用バルーン
和む。裏にはエレキングの姿も。ちなみに近くには巨人の頭部(これも恐らくワンフェスと同じもの)があって、調査兵団(のコスプレイヤーさんら)がこぞって迎撃に当たっていました。冷静に俯瞰したらシュールだコレ。
・映画『キャプテンハーロック』ラッピングトラック
幕張メッセ周辺で発見。遠くからの撮影で、これまたピンボケ御免。公開直前だったので、宣伝として駆り出されたのでしょう。
・おまけ
『ドキドキ!プリキュア』ステージショーで出番待ちしていたベールさん。その哀愁をご堪能いただきたい。
次回(http://d.hatena.ne.jp/sgt_savage/20130914/p1)は戦利品で〆の予定。今度こそライトにやりたいよーな(切望)。