バンダイ 聖闘士星矢Ω 聖衣石コレクション
久々にレビューまがいなことをするので、リハビリがてらにコレを。
本作においては、元ペガサスの聖闘士・星矢が射手座の黄金聖闘士として仲間を率いて「炎の軍神」マルスと対峙した後の物語であり、聖闘士となる資格に「光・闇・火・風・雷・土・水」の七つのうち、いずれかを習得するというシバリを新たに設定(おかげで元・海蛇座の聖闘士、市が未だ属性を習得できない描写が)。
聖衣も「パンドラボックス」と呼ばれる巨大な柩から、「聖衣石(クロストーン)」と呼ばれるアクセサリー状のオブジェに収納されるなど、様々な設定変更が行なわれました。聖闘士を養成する学校が登場し、聖闘士の等級も条件を満たせば変動、マルスが新聖域を構築する、という要素も加わり、白銀→黄金聖闘士との対決という大筋は旧作からトレースされながらも異なるアプローチを仕掛けるなど、趣向を凝らした内容になっています。
さて、日曜朝6時半という時間帯に放送されているに拘らず、何故か「対象年齢15才以上」の製品が目立つ本作。
今回はキーアイテムである「聖衣石」をモチーフとした、スイング風のカプセルトイを取り上げます。2012年11月発売、200円カプセル。
※小さい画像はクリックすることでオリジナルの大きさが見られます。
全6種類のカプセル状態。ドラゴンだけ、馬鹿でかいサイズでした(笑)。
1.ペガサスクロス 光牙
※以下、撮影に際して「ディーステージ」を用いて、ぶら下げた状態にして撮影しております。
蛇遣い星座(オピュクス)シャイナの師事を受け、伝説と化した天馬星座(ペガサス)聖衣を継承。本来のアテナ・城戸沙織救出を目的とする、光と闇の属性を持つと思われる青銅聖闘士・光牙の聖衣石。
全長約5cm(以下、紐を除く)。ダークトーンの聖衣石に塗り替えても面白そう。対象年齢15才以上は伊達ではなく、目一杯尖ってます。惜しいのは、フラットなクリアーパーツなため、光沢が楽しめないこと。
ペガサスの聖衣石で残念な点。コピーライト・メーカー・製造国・製造時期を示す「点」が大きめに印刷されているため、角度限定になってしまうという。
2.ライオネットクロス 蒼摩
火の属性を身に付けた、亡き父の復讐に燃える熱血漢にして、光牙のルームメイトでもあった仔獅子座(ライオネット)の青銅聖闘士・蒼摩が持つ聖衣石。
蒼摩といえば、かつて仔獅子座の蛮を「銀河戦争」で下した、元一角獣星座(ユニコーン)の聖闘士・邪武とも接点があったこともニヤリな描写でした。
直径約4.8cm。リング状なため、それ相応にボリュームが楽しめます。
3.アクィラクロス ユナ
「仮面で素顔を隠した女聖闘士の掟(素顔を見られた場合、見た相手を"愛する"か、"殺す"かを強いられる)」を自ら破り、素顔で戦う風属性の青銅聖闘士・ユナが所有する鷲座(アクィラ)の聖衣石。星矢の師・魔鈴が装着していた鷲座(イーグル)の白銀聖衣からランクダウンし、聖衣もドレスのようなデザインに変更されている。
全長約3.4cm。多分、一発目でこれが当たったら損した気分になること必至(笑)。
4.ドラゴンクロス 龍峰
かつて星矢たちと共に強敵を相手取った元青銅聖闘士・紫龍を父に持ち、龍星座(ドラゴン)の聖衣を引き継いだ、虚弱体質な水属性の青銅聖闘士・龍峰が携行している聖衣石。
全長約5cm。本体にダイキャストを使用し、宝石部分もグロス調に処理されています。今回一番の当たり?
ドラゴンの聖衣石・裏面。銀色部分はダイキャストの塊で、ズッシリ重い。これで200円ならコストパフォーマンス高し。
唯一カプセルが大きかったドラゴンの聖衣石は、保護のためにエアクッションで包まれていました。
5.ウルフクロス 栄斗
富士流忍法を体得し、様々な技で敵を翻弄する土属性の青銅「忍者聖闘士」、狼座(ウルフ)の栄斗が所持する聖衣石。ところでこの人、その気になれば脱獄できそうなのに、なんで初登場時に大人しく牢屋に入ってたんでしょうか?(笑)
全長約2.5cmと、今シリーズでは最小サイズ。アクィラとウルフが今回のコスト調整要員?
6.オリオンクロス エデン
マルスの実子にして、黄金聖闘士・獅子座(レオ)のミケーネの下で修行を積んだ雷属性の青銅聖闘士。大切な存在だった少女、アリアの死など紆余曲折を経て父との決別を決意した孤高のオリオン座、エデンが持つ聖衣石。
全長約4.5cm。これもドラゴンの聖衣石と同じく、銀色部分がダイキャスト製。重量感が楽しめます。