グッドスマイルカンパニー 1/6 SCALE PAINTED FIGURE ―空の境界より― 両儀 式
(※6/8・一部加筆修正)
生きているのなら、神様だって殺してみせる―。ブログ最初のネタが両儀式だったので(その節はTLをメチャクチャにしてスミマセンでした)、原点回帰の意を込めて。
奈須きのこ氏による伝奇web小説から端を発し、『月姫PLUS-DISC』への収録→全7章を収録した同人誌の刊行→ドラマCDの発売→講談社からの商業出版化→劇場アニメ化→『未来福音』の刊行→WEB漫画化、という数奇な運命を辿った『空の境界』。
本製品はアニメ化以前の2006年10月に初版が発売され、2009年2月に再版されました。初版時は色々あって買い逃したので、この機に買ったわけです。今回掲載したのは、その再版分。原型製作は、川畑和男・工藤祐司(MAX FACTORY)の両氏。
前回トバし過ぎた反動もあったため、今回はちょっと肩の力抜いてかかります。
※小さい画像はクリックすることでオリジナルの大きさが見られます。
パッケージ
およそ縦24.5×横18.5×奥15cm。式の「革ジャン」(または鮮血)を意識したかごとく、赤を基調にしたデザインがインパクトあり。
パッケージより、商品名をアップで。作品タイトル『空の境界』ではなく、「―空の境界より―」と、控えめに表記されているのがわかります。また、劇場アニメ化後の再版品のため、劇場アニメ版の版権表示((C)奈須きのこ/講談社・アニプレックス・ノーツ・ufotable)が記載されています。
フロント&リアビュー
「式」と「織」、そして「両儀式」、3つの人格を内包していた少女。とある出来事が発端で交通事故に遭い、2年間の昏睡状態から覚醒した時には、交通事故の際に「織」の人格を喪失。それと引き換えに、「死の線」が視認できる能力「直死の魔眼」を獲得。蒼崎橙子の導きでナイフを入手し、それを武器にして、主に荒耶宗蓮の息の掛かった者たち、また宗蓮自身とも死闘を繰り広げた。一人称「オレ」をはじめ、覚醒後も「織」の男言葉を意図的に踏襲している。
余談ながら、『月姫』の主人公・遠野志貴は、『空の境界』の黒桐幹也の外観と、両儀式の能力がミックスされている*1。
1/6スケールにも拘らず、ポーズの関係上、全高は17.8cm(台座除く)。着物に革ジャン、ブーツという独特のファッションを遺憾なく再現。第三章『痛覚残留』で浅上藤乃との戦闘で深手を負った左腕を「殺して」おり、その後は橙子が作った「義手」を用いているため、左腕がブラリと下がっているポーズなのは、それを踏まえて見ると少々意味深。ちなみにポーズ元となったのは、ドラマCDブックレット用イラスト。
造形、シャドウ塗装ともに安定のクオリティ。革ジャンの光沢も見事。ナイフは硬質プラ製。
顔アップ
吊り目で容姿端麗、やや乱雑なショートボブという式の特徴をよく捉えています。
飾り台
ヒビ割れた地面。
毎度おなじみ無粋…と言いたいところですが、「見えません」。ちょうど太腿の辺りで両脚がくっついている感じ。
ひとまず色んなアングルから。出来が良いんでサマになります。